2023年5月19日金曜日

🥑🍅🍏  愛せないのは自分のせい、自分を一番愛せばいいのに  🥑🍅🍏

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人は、自分を愛しているから嫉妬するんじゃなくて、愛していないから嫉妬するんだ。面白いもんだね。
池田晶子

誰にとっても正しいことなのだから、お互いの正しさを主張しあって喧嘩になるはずもないということも、わかるよね。だから、本当のことを知っているということは、それ自体が自由なことなんだ。本当のことを知らないから、人は人に対して自分の自由を主張することになるんだ。
池田晶子

自由というのは、他人や社会に求めるものではなくて、自分で気がつくものなんだ。自分は自分のしたいことをしていい、よいことをしても悪いことをしても何をしてもいい、何をしてもいいのだから何をするかの判断は完全に自分の自由だと、こう気がつくことなんだ。
池田晶子


自分に都合が悪いことはすべて、「社会が悪い」「社会のせいだ」というあの態度だ。でも、社会が自分の外にあると思っているのは、ほかでもないその人だ。自分でそう思い込んでいるだけなのに、じゃあその人はいったい何を責め、誰が悪いと言ってることになるのだろう。
池田晶子

考えるということは、答えを求めるということじゃないんだ。考えるということは、答えがないということを知って、人が問いそのものと化すということなんだ。どうしてそうなると君は思う。謎が存在するからだ。謎が謎として存在するから、人は考える、考えつづけることになるんだ。
池田晶子

「自分」というのは、名前でなければ、身分でもない。体でなければ、心でもない。ないないづくしで、どこにもない。それが「自分」というものだけど、だからといって、自分など「ない」というのでもない。なぜって、自分など「ない」と言っているその自分が、まさにそこに「ある」からだ。ないけれどもある。あるけれどもない、それが「自分」というものの正体、その存在の仕方の不思議さなんだ。何を「自分」と思うかで、その人の自分は決まっているというのも、この意味だ。
池田晶子

2022年12月14日水曜日

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社会に対するその攻撃ぶりを見ると、ディケンズはつねに社会構造の変革よりも精神の変革を促しているように思われる。(中略)「心の変革」なしに制度を変えても無駄だーーこれこそ彼がたえず言っていることの本質なのである。
ジョージ・オーウェル

人間は、すくなくとも時によると、闘争とか自己犠牲をも望むものだし、太鼓とか旗とか観兵式などが好きなのは言うまでもない。経済理論としてはともかく、心理学的には、ファシズムとナチズムはいかなる快楽主義的人生観よりもはるかに強固なのである。
ジョージ・オーウェル

不満の正体があいまいであることこそ、その不満が永遠のものである証拠なのだ。彼の攻撃の対象は、具体的な個々の制度ではなく、チェスタトンも言ったように、「人間の顔の表情」なのだ。
ジョージ・オーウェル

もっと大きなナショナリズムという病気をなおさないままで、ユダヤ人差別という病気を根治できるとは、わたしには信じられない。
ジョージ・オーウェル

ナショナリストは、味方の残虐行為となると非難しないだけでなく、耳にも入らないという、素晴らしい才能を持っている。
ジョージ・オーウェル

権力の濫用をどうすれば防げるかという肝心の中心問題は、永久に解決しない。ディケンズは私有財産が障害だということは見抜けなかったものの、この点は見抜いていた。「人間の行いがよくなれば世界もよくなるだろう」という思想は、案外陳腐ではないのだ。

ジョージ・オーウェル